借入金の利用は慎重に行おう
人生で一番大きな買い物と言われるのが、マイホームの購入です。中古の住宅であっても、安くて数百万円単位の費用が掛かります。新築で、なおかつ立地の良い住宅を購入するのであれば、数千万円単位の費用が掛かることもあります。現金で購入できれば理想的ですが、これほどの大金を用意できる人は少ないものです。そこで、金融機関の住宅ローンを利用することになります。住宅ローンの特徴としては、金利が比較的低く設定されていることです。借りる人の属性が良ければ、さらに低い金利でローンを組むことも可能になります。ただし、住宅ローンは時には数十年単位で、返済をしていくことになります。借りる際には金利や年数などを慎重に判断したほうがよいでしょう。
返済方法にも二つある
住宅ローンには返済方法が2種類存在します。一つは「元利均等返済」と呼ばれるもので、メリットは返済開始当初は返済金額を低くすることが出来るということです。逆にデメリットは利息部分の返済が大半を占めるので、なかなか元金が減っていかないということです。もう一つの方法は「元金均等返済」という方法です。これは、元利均等返済と違い、返済開始当初は返済金額が大きくなるというデメリットがあります。しかし、元金の返済部分が大きいために、トータルで考えると元利均等よりも返済総額を低くすることが可能になります。いずれにせよ、住宅ローンは「借金」であることに変わりありません。ローンを組む際には、自分の身の丈を超えるような金額を借りる事は控えたほうがよいでしょう。
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