将来の家族構成を考慮すること
注文住宅の間取りを設計する際には、いくつか頭に入れておきたい大事なポイントがあります。そのうちの一つが、その時だけでなく将来の家族構成を考慮した上で間取りを考えるべきであるという点です。施主の中には、家を建てる時点での家族の構成を前提に間取りを検討する人がいますが、そうしてしまうと、もし将来的に家族が増えてしまった場合に部屋が足りなくなってしまいかねません。そういった事態を避けるために、例えば、いずれ子供をもう1人欲しいと考えているのであれば、その子どもの分の部屋も用意しておいた方がよいでしょう。もっとも、将来の家族構成が想定した通りになるとは限らないので、状況に応じて間取りを変更できるようにしておくというのもおすすめです。
生活動線を意識すること
間取りを考える上で、もう一つ重視すべきなのが生活動線です。この生活動線というのは、家の中を住人がどのように移動するのかを線状にして表したもので、基本的にはその線が短ければ短いほどストレスなく暮らせる間取りになると考えられています。生活動線の中でも、特に重要なのは家事を行う際の動線を線状で示した家事動線であり、最低限これが複雑な形状にならないような間取りにしなければなりません。もっとも、建築についての知見やノウハウを十分に有していない施主だけでそれを実践するのは容易ではないので、間取りを考える際は、建築士などの専門家のアドバイスを受けるようにした方がよいでしょう。
埼玉の注文住宅を計画する時は、予算内で要望を取りまとめること、契約後に変更ができない項目に注意すること、の2つが重要です。