玄関の快適性は場所とスペースで決まる
玄関は家の入口となる場所であり、ここの使い勝手が悪いと不満が生じます。例えば、玄関に十分なスペースがなく、靴で一杯になってしまうようでは困ります。下駄箱のスペース不足は、玄関を靴だらけにしてしまうので要注意です。下駄箱のスペースを増やすには背の高いタイプの下駄箱がおすすめですが、背の低い下駄箱は机の代用にできるメリットがあります。受け取った伝票にサインをしたり、印鑑を押したりする状況を考えると、背の低い下駄箱があると便利です。玄関から手洗い場までの距離が遠すぎる場合も、不便が生じることが多いです。逆に玄関横に手洗い場を置けば、その場で手を洗えるので室内に泥汚れやウイルスを持ち込まずに済みます。特にお子さんがいる家庭では、玄関近くに手洗い場があると便利です。玄関とリビングがつながっている間取りでは、玄関からリビングが丸見えになってしまいます。家族以外に私生活を見せないためには、カーテンを設置するなどの工夫をしましょう。
間取り全体のバランスを考慮した玄関を
注文住宅は個々のライフスタイルや好みに合わせて、自由な設計ができるのが魅力です。一方で自由設計には注意点もあり、理想を追求するとデメリットを無視してしまう可能性があります。例えば使い勝手のよい玄関を追求したら、他のスペースが狭くなりすぎるという話はよくあります。注文住宅の設計ではスペースをどう配分して使うかが重要です。特定の場所の利便性を追求すると、他の場所にしわ寄せが行ってしまうケースが多いので、全体のバランスを常に意識してください。
千葉の注文住宅は、地元の環境や地理を熟知しているハウスメーカーに依頼するという方法もあります。周辺環境を考慮した設計を行うことが出来ます。